I LOVE ANIYTHING

自分の興味あるものや購入したものについて書いていきます。

子育て支援と保育士の役割

保育士とは、子どもと遊ぶ仕事というのが、一般的な認識である。しかし、私が思うにそれは正解であり、間違いであると思う。それはというと、子どもと一緒に遊ぶのは大事な仕事であり、上から注意して監視するのはあまり好ましくない。その点では正解なのだが、当然、遊ぶだけじゃ、務まらない。保育士が見るのは子どもとその保護者なのだ。保護者には様々な人がいる。子育てが初めての人もいれば、2、3人目の子どもを保育所に入れている人もいるだろう。夫婦ともに協力して子育てに取り組んでいる人もいれば、シングルマザー・ファザーもいるであろう。その各々が抱えている問題をできるだけ解決へと導く手助けをしてあげられることが望ましいのではないかと考える。

具体的なものとしては、子育てに関しての不安・悩みに対して相談にのったり、保護者会などをひらき、保護者同士の交友の場をもうけて、保護者間のつながりを強めることの手助けができる。

以上のように保育士に必要なのはそういった保護者のフォローも仕事に含まれるのだろう。

次はもう少し細かく見てみたい。保育所内では子どもに関した問題がたえないであろう。そんな時、降園時に保護者への連絡・伝達事項が、先生によって違ったらどうだろう。困惑するのは容易に想像がつく。そこで必要とされるのは、保育者間のつながりだ。連絡事項一つとっても、なにかを伝えるとわかっているかいないかで、やるべきことが違ってくる。

子どもに対しても同じだ。一人の子を見ていたとする。その子は違う子と喧嘩をして、仲直りをしないままお迎えが来てしまった。そういうときに、次の日にほかの先生がその喧嘩をした子をみたらどう思うか。普段から仲のよい子だったら、登園時に保護者がみたら心配するだろう。そんな時、保育士間で喧嘩の話が出ていれば心配をかける前に説明ができ、よけいな不安を煽ることもないだろう。

保育士という仕事は、世間の認識とは異なった仕事であると思う。その仕事に、私は誇りを持って仕事をできる保育士になりたいと思う。