保育日誌(090418)
今日は今年度初の土曜保育だった。
そんななか思ったことなどを三つほど。
・男の子が一人、お弁当中遊んでしまいなかなか食べ終わらなかった。そんなとき、普段通り食べ終わって寝る準備ができたら絵本を読んでる子を見て、僕も絵本を読みたいといっていた。
むろん食べ終わらなければ読めないし遅ければ読めない。
しかし食べるのが遅く結局絵本を読む時間がなくなってしまったその子は、絵本読みたかったと繰り返していた。
しばらくすると、読めなかった理由を自分で考えたのか、食べるのが遅かったから読めなかった。読みたかったとずっと繰り返していた。すごい不思議な光景だったのだが、しばらくすると気が済んだのか静かに寝ていた。
あのぐずりはなんだったんだろう。
・もう一人、乳児の頃から昼寝をしたがらない子の話。
昼寝が嫌いなのかいつも寝ない。
今日は背中をたたくのではなく抱えるように添い寝し、ひたすら黙っていた。
きつくない程度にうでを背中に乗っけてあげる。
それが効をなしたのかすごく早く寝た。
こんなこともあるんだなぁと思った。
・新しい絵本vs知っている絵本読んだことのない絵本と知っている絵本を読んだときの反応の違いがちょっと気になった。
一般的に知っているストーリーより新しいものを人は好む。
しかし、繰り返し見たいストーリーだって当然ある。
今回気になったのはかいじゅうたちのいるところ。この絵本の魔力は五味さんが解説したこともあるように不思議な部分がある。
モーリスセンダック自身が自分にとっては興味深い人でもあるが。
今はその話を保留とし、とりあえず本題へ。
繰り返し繰り返しかいじゅうたちのいるところを最近読むよう求められる。個人的には大好きな絵本なので何度でも読むが、飽きないのだろうか。
また飽きさせないために毎回読み方をかえるべきなのかなどと考える。しかし、変えるのではなく変わるんだなと今日気づいた。読む度に本番を経験すると同時に絵本を読む練習をしているのだ。練習をすればそれだけ成長する。
そう、変化というより成長なのかもしれない。
そんな感じで絵本の魔力を改めて感じられた。
以上三つ。
保育日誌書けよと言われたのでひさびさになんとなくな日誌を書いてみた。