電話はいつでも正気
どんな時でも電話ってのは現実に戻してくれるんですよね。
たとえそれがどんな夢心地の頂点でも、平凡な正常へと。
恩田陸の「Q&A」を読んでいて、文中の一言ではっとさせられた「電話はいつでも正気」という言葉。
たとえば、飲み会で飲んですっごい楽しいときに、上司からの電話。出なければいいのかもしれないけど出ちゃった日にはさあ大変。大切な話だったとき覚えていませんじゃ済まないですから。
まあお酒じゃそんな意識が飛ばないshunですが、睡眠となると話は別。
寝てる時の電話って気づかないんですよ。
いや気づかないだけならいい。
携帯電話を持って早数年。体が覚えてしまったんです。無意識に電話を取ることを。
ある時、仲のいい先輩から電話がかかってきた。
それを二日後着信履歴で見つけたわけですよ。
でも、出た記憶もなければ不在着信にもなっていない。
先輩に直接聞くと、ヤクでもやっているのかと心配になるほど呂律が回っていなくて電話を切ったらしい。
もう一個。
友達にかけた電話。出ないからそのままにしてたら夜中にかかってきた(らしい)。
数日後こっちからかけて用件は済んだのだが、こっちはかけてもらっていないと思ってるから、なんで掛けなおさなかったのかを聞くと、「掛けなおしたら明日早いから今度こっちからかける」と言ったらしい。
履歴を見ると言われた日時にかかってきている。そして出ている。
恐ろしや。
ということで夜の電話には気を付けましょう。
ついでにshunに10時以降大事な話をするときは会話がしっかり成り立ってるかの判断を。