コンセプト保育

いま、保育園では、あるコンセプトの行事に向けて日々イベントを行っている。

遠足をするのに、導入を二週間かけてるのだ。

そのコンセプトは忍者。

忍者が、保育園にやってくる。

この響きだけで子どもは大喜び。

毎年この保育園ではやっているそうですが、今年初めて自分は経験するので、例年をしらない。

もちろん、資料をみたりはしたが。

ということで、去年の担当と一緒に手探りで行っている。

それにしても、効率が悪い。

今回初めて行う行事な上に、今まで行事担当をやったことがない。

未経験だからこそ頑張って、なんとかやっているが、効率が悪い。

なにより、見通しが持てない。

持たないではなく、持てない。

なぜなら、同期三人で行っているが、話し合いの機会が設けられない。

さらに、決定する人がいなくて、なかなか進まない。

結局ギリギリ。

予定表を作ったりもした。

仕事も振っている。

それでも、まだまだ追いついてない。

もう少し余裕を持って仕事をしたい。

それでも、自分がやりたいと思ってどんどん改良できる点では、楽しい。

なによりやらされていない感じがすごいいい。

いままで、やらなきゃいけないって気持ちがたくさんあった。

やらなきゃいけないことがたくさんあった。

これはこうだから、こういうことをする。

つまり、考える暇がなく、ただただこなしていたのだ。

当然、余裕もなくなれば、アイデアもでない。

こっちの園に来て、環境はまだまだだし、改善できることはたくさんある。

だけど、そこに気づけただけて、意味があったと思える。

いわゆる、三年目になると仕事が楽しくなる、の意味も少しずつわかって来た気もする。

…まだ勉強しなきゃいけないこともたくさんあって、たくさん本も読んでるけど。

それでも、勉強をしようって思える。

月案書くから本をみて書く、ではなく、疑問があるから本を読む。

手遅れにならないように先読みを少しできるようになってきた。

ただ、見通しはもっともたなければ。