電車での出来事。
今日、電車に乗っていたら子どもの泣き声が聞こえた。
ふと、みたら1歳児くらいの子が泣いていた。
大きな声で泣いていた。
周りの人たちは親子のほうを見ていた。
ふと、思った。子どもが泣くことを、社会はどう受け止めているのだろう。
うるさいなーくらいに考えてるのかな。
かわいそうって考えるのかな。
赤ちゃんの泣くという行為は、言語をしっかり話せないなりの表現方法なのだ。
それを、白い目で見てしまう社会になっているのではないだろうか。
今の世の中、いろいろな物事に対して冷たい。
何か悲しい事件がおきても、一時的に悲しむかもしれないが、それもすぐに収まり知らんフリ。
一週間後には忘れているのが大半ではなかろうか。
地域等の帰属意識だったりそういうのが薄れているためか、
助け合いというものが少ない気がする。
赤ちゃんが泣いている=良くないこと と考える方向になってしまってると、
児童系の授業で聞いたことがある。
周りの態度を見れば、痛いほどわかる。
親も可愛そうだが、表現方法を制限される赤ちゃんもかわいそう。
そんな世の中、少子化だのなんだの、大人の都合で尺度を図りすぎなんだろうな。
罪もない赤ちゃんを始めとする子どもたちが被害にあうのはいただけない。
そんなことを電車の中で思った。