サマーキャンプ(2007/08/06~09)
サマーキャンプ07、無事終わることができました。
関係者各位の方々、お疲れ様でした。(見てないけど)
特に大きな怪我もなく、予定の時間に帰ってくることができ、一安心。
さて、キャンプのミーティング時にとったメモを載せてみる。
8/6 初日。
・先生から話を聞いていないとの注意
もうね、論外。聞いてないと一度注意したあとでも全然話を聞かない。子どもじゃなくて、ボラが。毎回ミーティングで言われ続けて、最後の反省でも先生に言われた。できてる人がついてる班とできてない人がついてる班の差がかなり出ていたと思う。
・ゲームをやっているときに子どもが話を聞かなかった
⇒子どもを静かにさせることができなかった
先輩がゲームをやってるとき、自分らは一緒にゲームに参加したのだが、うちの班はとくに問題なく話が進んだ。しかし、他の班では、またもや話を聞かずおしゃべりをしてしまう子がいた。結局上で書いた話を~ってところに行き着く。
・水鉄砲逆噴射
これは竹でみんなで水鉄砲を作ったのだが、なぜか自分が作ったのは逆に飛んでしまう。これがなぜか子どもに思いっきりうけたため、貸して貸して~といわれれて大人気。これは、二日目の川遊びでも大活躍。
・風呂⇒日記
お風呂に入れてる間に日記を書く時間があったのだが、その時間をうまく使えた。実は部屋にはボラが二人ついているのだが、一人が体調不良で、結局4日間使い物にならなかったため、ひとりで見ることに。
ここで、うまく子どもに流れをつくってあげることができたため、ひとりでもどうにかまわすことができた。
ただ、子どもに指示を出すまでの時間が少しかかってしまうと、子どもが作業する時間が短くなるため、そこをもう少し短縮できればよかった。
・寝かしつけ
プログラムがすごくハードだったため、子どもたちは熟睡。
寝かしつけ始めたらホント早く寝たため、夜にミーティングに行くまで余裕があった。ここは去年からの進歩だろう。
8/7 二日目。
・隊列の時⇒遅い子が一番前・・・やる気・ペース配分
うちの班には何事も途中で投げ出しやすい子がいた。前もって言われてはいたのだが、やはり気になったので初日の夜のミーティングで先生に相談したのだ。そしたら、次の日のハイキングで先頭につれてってくれた。うまい具合にやる気を出し、いい感じだった。その日の夜にその先生は、隊列の話をしていた。先頭が早くなってしまうと列自体が長くなり、危険が増すのだと。だからこそ、こういう手も一つの手段である。
・子どもが動くときは大人も動く
何ができるのかを自ら考えてといわれた。要はボーっとしてるよと遠まわしに言われてしまった。
・座る位置のシャッフル
こういうキャンプのときは手のかかる子に付きっ切りになってしまうことが多い。それは、周りに迷惑かからないよう時間を短縮するべくやってしまう行動だが、このとき、他の子はどうしているか。ほっとかれてる子はどう思うのか。そこまでしっかり考えられないといけない。
すこし話がそれるが、尊敬してる人・信頼している人と、そうでない人の話、あなたならどっちを聞くか。そんなのは決まっているだろう。
同じだ。同じなのだ。他の子にかまってばっかりで自分にかまってくれない人と子どもは信頼関係を築くのは難しい。ただ、ここで注意いしたいのが、すべて甘えなどを受け止めるのではない。時にはすべてを受け止めることも必要だが、そこはメリハリも必要だ。
話を元に戻そう。手がかかる子を見ているあまり、他に甘えたい子が甘えることがまったくできなくなってしまう。そうならないためにも、シャッフルしてみるのもひとつの手ではないかと思う。実際、この次の日には、今まですわったことのない席に座ってみて、といったところ、結構面白い形になった。そういう、新鮮さも時には必要なんだろう。
・子どもの行動をなるべく共有するのが大切
今回のキャンプでは、特に子どもと何かを作るというのが多かった。
子どもを見ながらというのは難しいが一緒に楽しんであげればさらに子どもは楽しむ。当たり前だが忘れやすく、そして重要なことだ。
・乱暴な言葉丁寧な言葉
コレも当たり前といえば当たり前。しかし、忘れやすいこと。
自分と相手の立場を入れ替えて考えてみることというのは大切。
・集合場所前にトイレに行かせる
集合とは、何かをするために集まるわけで、すぐにどこかに行ったり、なにかをしたりするために準備を終わらせるわけだ。
なのに、トイレに行ってないって言う子は出てくる。ま、子どもだから仕方ない。だが、そこを先読みして、トイレに生かせることは大人には可能。つまりは、大人の責任ということになってしまう。
これは集合云々だけでなく、午睡だったり、食事だったりにも当てはまる。
この日の総合的反省は、食事の準備で自分がボーっとしている時間ができてしまったことだ。疲れだったり、考え事であったり言い訳はなくはないが、事実は事実。やってしまったからなおさねばいけない点だ。
8/8 三日目。
・ゲーム前後左右
ゲームの流れ
①円になって手をつなぐ。
②「前」「後ろ」「右」「左」のいずれかをリーダーがリズムに合わせて言う。
③同じ言葉を言いながら、その方向にジャンプする。
※①~③の繰り返し。慣れてきたらテンポをあげる。
子どもの様子を見ながら、段階を変える。特に勝ち負けを決めるゲームではないので、失敗しても特にペナルティはなし。
時間に余裕があれば③を次のものと入れ替える。
③' リーダーの言った言葉とは逆の言葉を言いながら逆の方向にジャンプする。
このゲ-ム、初めてやったのだがすごい盛り上がった。ま、登場の仕方が普通とは違ったんで、それもあるが、しゃべりがなんかすらすらと。
テンポアップのやり方だったり、ゲームの説明が長くならず、乗れたのではないかと思う。これは、合格点を自分であげたい。
変装
今回のキャンプ、テーマは山賊ということで、山賊の亡霊に扮して登場したのだが、もっと案を練ってほしかったとのこと。あえて辛口に行ってくれる先生にコメントをもらいに行ったのだが、ここをつかれると、やはりきつい。
先生とうまく打ち合わせができてなかった点もあったし、顔を隠してないため、自分らとばれてしまう。どうせばれないようにするのならば(今回は復活した亡霊なのでばれてはいけない)、もっと何かを考えるべきだった。ま、打ち合わせするはずの先生が、前日に寝てしまったとか、いろいろハプニングがあったのはちょっと想定外だったが。
そこは今後の出し物でもいえる点だろう。
・歌と自由時間
一番最後の行になる。今回班毎の製作は、歌を発表するというものだった。その練習時間に、30分のうち、5分間だけ自由時間をあげた。
自分は飴と鞭のやり口があまり好きではない。ただ、効果的なので使ってしまうことがおおいが。
で、今回は逆だ。何もいわずともみんなで協力した彼らに、なにかご褒美をあげたいってことであげた自由時間。本当は、みんなで外に散歩に行きたかったが、自分の独断でできる範囲が怪しかったので、部屋の中でという結果になったが。班員の物真似でみんなで笑いあい、コミュニケーションをとっていたと思う。
さて、今回のキャンプで思ったのは、ボラ同士のコミュニーケションの機会不足。サークル内外が混在しているとはいえ、同じことをやるのだからそんなのは関係なかったんじゃないかと思う。
他には、どうしてもひとりだけ気に食わなかった人がいる。
自分は、仕事で感情を優先することはないようにしてる。この人嫌いだから一緒の仕事はやらないとか、そういうことだ。だが、今回はそこを通り越して、そこの班の子、かわいそうとまで思ってしまった。
こんな考えしてるのがいい訳がない。そんな考えはいけないと思いながらもやっぱりそこから離れることができなかった。
感情ばっかはがんばるしかないな。
さて話は変わって「自分の責任」「場の責任」。自分が思う「自分の責任」は、今回の場合、自分の班の子どもの面倒を見るというのが最優先すべき責任だった。つまりは、立場ともいえる。それに対して「場の責任」というのは、そこにいる大人が目の前で子どもが子どもを叩いてるのを見たとき、班とか関係なく、止めるべきだろう。それは大人として、子どもを正すということであり、そこにいる誰もが行うべきことだ。もちろん気付いていなければいけない。つまりは、なにがおきてるかをある程度の範囲で把握し、子どもであれ、物であれ責任を持つことだと思う。
この二つ、どちらかを守ればいいわけではない。難しいが二つ守るべきなんじゃないかと思う。コレを一人で全部やったら大変だが、みんなでやれば、一人の負担は減るし、場の責任の面から見れば安全性はかなりあがると思う。まあ、他が見てるから見なくてもいいやという、油断がおきやすくなるの時は事実だが、そこは結局場の責任ができているとはいえない状況だ。
こうやって責任という視点から見ても、みんなが協力すれば、ひとりひとりの負担は減る。なのに、人というのは自分で手一杯になってるとき協力を求めると、拒絶する場合が多い。
困ったときほど、助け合う。
何のための、仲間・同僚なんだろうと毎度思う。
キャンプは今年で二回目。来年は実習でいけるかどうかが怪しい。
もちろんいけるならば行く。企画が甘かったリベンジもしたいし、去年に比べてできたとはいえ課題はある。日々精進したい。
そう思えるだけでも成果は大きかった今回のキャンプ。
普段のボラや保育に活かしていこう。