I LOVE ANIYTHING

自分の興味あるものや購入したものについて書いていきます。

自分が学んだ保育について

 まず、保育とは何をすればいいのか。それは、子どもの遊びのきっかけ作りをすることがひとつだと思う。

子どもが遊びもできずに走り回っている。それは、何をしたらいいかわからず、走ったりして本人が楽しんでいることが多いのだ。だからこそ、そこに、玩具の使い方であったり、「こんな遊びがあるよ」と誘うことが、必要なのだ。

基本的ではあるが、ここに行き着かなければ、室内の落ち着きがないときにどうしたらよいかわからずに、先輩に怒られるばかり。

怪我も起きて、見ている本人が結局おこられる始末。なにより、子どもが可愛そう。

 そしてふたつめが、自分が楽しむこと。

保育の中では、子どもと一緒に遊ぶことが多い。また、絵本や紙芝居もそう、一緒になって楽しめる機会というのはたくさんある。その中で、どれだけ、大人が楽しめるかが肝だと、数年の経験から感じる。

というのは、絵本を読む際に、子どもに言われたから・・・と読むのと、この絵本子どもが前楽しいって言ってくれたな、という気持ちの中読むのではやはり反応が違うのだ。

お絵かきも一緒。実際に絵を描いてみるとわかる。

まず、色鉛筆やクレヨンなどの画材はそろっているか。色の数や、長さ、先端の具合。さらに紙も関係する。自分が描きやすいものであるか。カレンダーの裏のような光沢があるものに色鉛筆は非常に描きにくい。もちろん、そういった変化を楽しむことはひとつの遊びだが、それしかないといったことはないか。

はさみひとつとってもそう。はさみの切れ味は悪くなりすぎていないか。聞き手が左の子がつかいにくいことはないか。

積み木であれば、この積み木で何ができるか。

ただ重ねるだけでは、1歳過ぎの子でも遊べるが、果たしてそれが5歳児にふさわしいか。じゃあその積み木は、5歳児にふさわしくないのか。どうしたら5歳児がその積み木で楽しく遊べるか。

ミニカーと組み合わせれば3歳児は楽しむ。そこに、人形を置けば、社会性の身についた5歳児などもごっこ遊びの延長として遊びこむこともあるのではないだろうか。

ほんの一部だが、玩具ひとつとってもいろいろなあそびかたができると私は考えている。そして、これらを知るのは考えること、さらには実際に遊んでみることで新たな発見もある。

もちろん、立場上いろいろな仕事をしなくてはいけなかったり、伝達や事務仕事。立ち居地によっては遊ばせるというより、見守り続けなければならないときもあるだろう。

ただ、保育のひとつとして私が感じ、後輩などに伝えていきたいことなので、今回記述してみた。