特別な何かがなくても人は豊かに人生を送流ことができる
特別な何かがなくても人は豊かに人生を送流ことができる
自分で何をやりたいかを見つけたり、やりたいことに向かって努力しつづけるには、 才能ではなく仕組みが必要。
その仕組みを作るためには小手先の能力ではなく、自分自身の本質的な資質・能力を高める必要がある。
特別な才能が人には隠されているというのは嘘か?
才能という言葉は、すごく曖昧です。
その人の努力の過程をすっとばして表現してるようにさえ感じます。
たしかに、世の中には才能あふれる人がいるのは事実です。
しかし、世間一般で成功している人以外にも、尊敬すべき能力を持っている人はいますし、そういった人たちが特別だとは思いません。
人に隠されているのは、才能ではなく限りなく限界のない可能性ではないでしょうか?
自分でやりたいことに向かうためには
やる気に頼らず仕組みに頼る
私は、早起きが苦手です。
早起きをすることで、さまざまな恩恵が受けられると理解していても、感じていても、それがなかなか定着しません。
しかし、どうしても起きなければいけない日には、必ず起きることができます。
目覚ましを保険として複数かけ、次の日の予定を明確にし、乗るべき電車の時間を確認してから周信します。
これは、次の日何をすべきかが明確になっているから起きることができるので花でしょうか?
言い換えると、普段早起きできないのは、自分の中で起きるべき目的が明確ではないからではないでしょう。
このように自分ができないことの原因を探っていくと、ヒントがあるように感じます。
現時点で早起きができていない自分が言うのは説得力がありませんが、それ以外に関しては概ね習慣化できたように感じます。
これは、自分の中で目的が明確かし、やる気に頼らず仕組みとして生活に組み込まれたからに他なりません。
Scrapboxの日記更新も、毎日乱雑に、しかもいろいろなところに書いているメモを一つに集約できるのものこれがあるからだとおおいます。
ここで大切なのは、自分の意思に頼らないことです。
元気な時に自分を信じて、だらけがちな未来の自分に先回りして指示を出しておくのです。
特に、夜になると自分のパフォーマンスは著しく低下することがわかっているので、面倒な仕事は後ろに回しません。
個人の資質・能力を高める
仕組みができてもなかなかうまくいかないことがあります。
そういう時は、自分という人間にフォーカスしましょう。
人は、生まれた時から他人に助けられながら生きています。
それがいつからか自我が明確になり、自分中心に考えることが増えてくる時期があります。
それを乗り越えて自分の周りのためと思えるようになった人は成功をしているように感じます。
しかし、自分を注視人に考えすぎている人はどこかでつまずきます。
私自身も、自分の能力を高めようと思い、自分の効率化を中心に考えていました。
だけど、それでは限界が来るのです。
なぜなら、1日は24時間しかないし、手足は二本ずつしかない。
脳味噌は1つしかないので、マルチタスクはできない。
当然分身もできない。
これは自然の摂理であります。
7つの習慣でいうとこれを原則といいます。
原則は、変えられないのです。
変えられないものに対して何かを嘆くより、変えられるものに注力すべきなのです。
7つの習慣
とても有名な本ですが、これは年 初版1989年に書かれた本です。30年前ですね。
30年後の現代においてこの本は役に立つのでしょうか。
私個人としては「イエス」と答えます。
むしろ現代人に向けて書かれたのではないかと錯覚するほどです。
仕事としての技術より、社会人としてのマナーより、もっと根幹の部分、つまりは(だ人として」の部分について言及されています。
自分の人生のコンパスを持とう
ここでポイントなのは、地図ではなくコンパスというところです。
地図だと寄り道をすることがなかなかできなくなります。
しかし、人生において地図通りに進むものはあまり面白いとは思えません。
所謂レールの上の人生ですね。
そうではなく、進むべき向きがあり、時にうまくいかなくてもその方向を見失わない。
そんなコンパス(ミッションステートメント)をもって日々過ごしていきたいですね。